弊社にて訓練受託しておりました、H.M氏の自家用操縦士実地試験が行われ、無事「合格」いたしました。
試験当日は、下層雲が非常に多く難しい天候で、通常2日間にわたって行われる予定を繰り上げ、1日で口述試験、実技試験(エアワークと航法の2フライト)をこなす厳しいものでした。
訓練生感想
先生、皆様、ご指導ならびに訓練日程へのご配慮、ありがとうございました。
このたび、無事に自家用操縦士ライセンスを取得することができました。
口述試験には、先生がまとめられたテキストやこれまでのQ&A を繰り返し読み込んで望んだものの、やはり答えに窮する質問が多々ありました。
私の試験官が、質問の仕方を変え、言葉を変え、期待する答えに近づくよう導いて頂ける方であったことと、たとえ分からない質問であっても、頭にある知識をひっぱり出して、何とか答えようとしたことが功奏したのか、試験管の誘導もあって、なんとか答えきることができたように思います。
ここぞという時に限って、想定していないことが起きるのが世の常。不思議とそうなります。
私の場合も例外ではなく、これまでの練習で経験がなく、“まいったな“ と感じるシーンがありましたし、皆さんの試験当日にも、きっとそういうシーンがやってくると思います。
そんな時は、必ず安全サイド思考で考えられるように準備しておくのがいいなと思います。
これまでの練習ではこうしたとか、経験だけに裏付けられた“カン“で ことを進めず、“安全に飛ぶためにはどうすればいいか“を考えることが重要で、そうすればBESTの解ではないにしろ、間違った答えにはならないと思います。
私は、手元のメモに “安全第一“ と書いて臨みました。
試験官のお人柄や当日の天気も 試験の受け易さに影響しますが、当日を迎えるにあたって一番大切だと感じるのは、やはり、自分自身の“準備“です。試験にどんな姿勢で臨むかが、当日の“流れ“、合否にも大きく影響します。
しっかりと準備をして、自信を持って臨まれるといいなと思います。
皆様の良い結果につながること、引き続きの飛行安全を祈念しております。
ありがとうございました。
訓練実績
- 訓練総飛行時間:69:50
- 単独飛行時間:11:20
- 所要日数:1年+196日
- 訓練使用機:セスナ社C-172Mラム